毎週火曜日12:30、英国からの新着アンティーク公開。

馬小屋作戦:せつ-18

僕たちが馬小屋と呼んでいる、北の森の奥に鎮座する大きなログハウス。ある日、せつさんの独り言から始まったその馬小屋プロジェクトは、今なかなかにたいへんでした。アメリカのバーンハウスメーカーから取り寄せたキット(とは名ばかりのただの材料)を、地元の棟梁や手伝ってくれた人たちと悪戦苦闘しながら、なんとか建てることができました。そのいきさつです。(2023.7.6)


<2008.7.31>
ある日突然、「馬小屋」が欲しくなりました!
アメリカのサイトを見ていたら、こんなステキな馬小屋を発見ー♪
「いいなぁ~・・*^^*」と、うっとりため息をついてしまいました。

ここは、なんと! 「馬小屋専門の会社」のようです。
(そんな会社があるなんて・・♪ ますます、ステキですね。)

馬小屋は、『組み立てるだけのキット』になっていますー!
(それなら自分たちでも、組み立てられるかも・・*^^*)

お値段も、とってもとってもお安いー♪のです。
(日本だと、この倍も3倍もしてしまうのでは・・?)

サイトをいろいろ拝見していると、馬小屋にもさまざまな種類があって、図面なんかも沢山出てきて、ますます、うっとり・・・♪

頭の中はだんだん、「私なら、こんな間取りにしたいなぁ・・。」なんて、すっかり、その気に・・・*^^*


なぜかと言うと・・・、実はその頃、ドリプレSHOPのアンティークたちを、お台所兼リビングで、撮影していたのです。

お食事テーブルの上での、中腰の撮影作業に、腰痛がだんだんひどくなってきて・・(T-T)
イスなどの大きなものは、撮影するのも毎回大騒ぎに~!
(テーブルの上に乗っかって、ぐらぐらしながら撮影を・・。)

「腰を思いっきり伸ばして、撮影できたらなぁ・・。」といつの頃からか、痛む腰をナゼナゼしながら考えるようになっていました。

そして気がつくと、イギリスからの船便が届くたびに、部屋中といわず、廊下や玄関までアンティークたちがぎっしり占領~!

狭い獣道を行く、家族たち・・・(T-T)

よくあちこちから、「ガチャ~ン!」という恐怖の音が響いてきます。
(そのたびに、心臓が止まりそうに・・。)

「大切なアンテークたちに、安心して住める場所をあげたいなぁ~。」とも考えていました。


「そういえば・・、北の森が手付かずのまま。」と気がつきました*^^*

もしゃもしゃの未開墾の土地ですが、あそこを開墾すればいいかもー!と、一人で計画はどんどん進んで行きます。
(心の中で、ですが・・*^^*)

そこは、まだなかなか入っていけないほどすごい状態ですが、たしか遠くに、大きな山桜の木が見えていたような・・♪

早速、翌日こっそりと北の森に「現地視察」しに行きました*^^*

なんだかすごい状態ですが、またがんばれば何とか開墾できそうです!
(ひそかに草も、少し刈ってみました*^^*)


だんだん日を追うごとに、加速してゆく「馬小屋への夢」・・・。
もうこうなったら、夫にぶつけるしかありません~!
(「強く願うことと、具体的な行動」(ターシャ・テューダーさんの言葉、ですよね♪)

翌日、「馬小屋が欲しいんだけどー!!」と、強く言ってみました。
(攻撃は、最大の防御・・*^^*)

夫は「えっ?」と言ったあとに、「ええーっ!?」と。
そのあとの一騒動は、お話しすると一晩かかってしまいますので、省略デス・・♪

嫌がる夫を連れ出して(*^^*)、どこに建てるか・・とか、馬小屋への道は・・?とか、
黄色いテープで、印をつけていきました。

同時に開墾も、出発進行ー♪

いつしか走り回る、夫・・(*^^*)

そんな過酷な開墾の日々・・・。
やっと「ここ!」という、北の森の奥地の開墾が済みました~♪

さっぱりとした、きれいな地面が見えてきました。
(なんだか、感激・・・T-T)

はっと気がつくと・・、そばに可愛い菜の花が咲いていました・・(*^^*)

2006年の冬から、2007年の春へのお話でした♪
———-つづく———-

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