僕たちが馬小屋と呼んでいる、北の森の奥に鎮座する大きなログハウス。ある日、せつさんの独り言から始まったその馬小屋プロジェクトは、なかなかにたいへんでした。アメリカのバーンハウスメーカーから取り寄せたキット(とは名ばかりのただの材料)を、地元の棟梁や手伝ってくれた人たちと悪戦苦闘しながら、なんとか建てることができました。そのいきさつです。今回はその4回目です。(2024.2.10)
<2008.8.26>
ついに~! アメリカからはるばる海を越えて、『馬小屋キット』が届きました♪
その、想像を絶する大きさと量に、ぼ~ぜん・・・とする、私たち。
そんな日々も、モイちゃんはのんきです。
塀の上にあがって、のんびりと庭のパトロールの業務についています。
(って、かなり手抜きでは・・。)
まず、柱を少し立てたところで、「建前」というものをすることになりました。
「棟上式」とも、言うそうですね。
母屋を建てたときはなにもしなかったので、ほんの形だけ・・にしました。
私たちだけでは、いくらなんでも手の付けようがない・・(T-T)
という事になり、村のふもとの「棟梁」さんや松本さん、白石さんや平野さんにも、手伝っていただけることになりました。
(ほんとうに、ありがとうございます・・・T-T)
でも、しきたりをなにも知らない私たち・・。
「簡単でもいいけどよ~、塩と酒とサカキは用意してよ~。」
と言われたので、さっそく張り切って、イギリスアンティークのお皿と、カントリーなアンティークガラスボトルを用意いたしました(*^^*)
それをご覧になった、棟梁は、「なんだかなぁ~・・。」と。
(確かに、なんだか合わない感じ・・・T-T)
打ち合わせをされる、棟梁さんたち・・。
みなさんのお顔も、真剣です。
この立ち枯れの木は、いつかランブラーローズを絡ませようと、大切に残している木です。
馬小屋工事の邪魔になっている模様ですが、「死守」いたしました(*^^*)
少しずつですが、だんだん前進していく馬小屋作戦。
そんなある日、ゴゴォ~~!!と言う、大きな音が!
家の中にいても、地面がゆれているのがわかります。
「地震ー!?」と、飛び出すと・・・・、
なんだかとんでもなく大きな、真っ赤なクレーン車が到着しておりましたー!
柱は重すぎて、人の手では持ち上げられないので、助っ人さんとしてきてくれたのですね。
(それにしても、よくこんな山の中まで・・・・!)
真っ青な夏の空に、柱が一本、気持ちよく上がっていきました。
———-つづく———-
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