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畑・Part3:夫-11

<2007.11.5>  

「庭もいいけど、畑もね・・・。」 
気がついたら、せつさんといっしょに
我が家の畑づくりに精をだしていました。


真夏の過酷な小石埋め込み作業も終わり、
せつさんはたくさんの苗をせっせと植えるのですが、
しろうとの僕からみても、

ちょっと量が多いのではないかと思いました。

でもせつさんは、そんなことまったく気にしていないようで、
週末になるとせっせといろんな苗を買ってきては植えるのでした。

最初は、かわいく植わっている苗でしたが、
野菜の成長力はすさまじく、
気がつくとどんどん大きくなっていきます。

3年前のことなので、記憶が定かではありませんが、
覚えているだけでも、トマト、なす、きゅうり、

ピーマン、キャベツ、レタス、大根、菜っ葉、いちじく、
キウイ、スイカ、えんどう豆、みょうが、アスパラ、
スティックセニョール、ブロッコリー、じゃがいも・・・・・。

なんか、季節感がめちゃくちゃですね。

しかも、いちどきに大量の苗を植えるものですから、
実がなると大変です。

去年の夏も、その前の夏も、
ひと夏をすべて「ナス」だけで過ごしました。(T-T)

あるときは、ピーマンだけ、というふうに、
そのとき採れる野菜だけの日々が延々と続くのでした。


それにしても、かたよりすぎていると感じているのか、いないのか、
今年の夏も、台所は、大量のなすときゅうりとピーマンだらけでした。


おかげさまで僕は、すっかりコオロギになった気分でした。

大量の苗は、やがて食べきれなくなり、
そのなれの果てと申しましょうか、
見事な野菜の花を咲かせます。

大量に植えているものですから、
それはもう畑というよりは、

花畑と呼んだほうがいいかもしれません。

それはそれで美しいねえ、
とせつさんとうなづきあったものです。
が、その後がいけません。

こんどは当然ですが、枯れてきます。
そうするとこんどは、とっても見苦しくなってくるものですから、
かたづけなくてはいけません。

で、かたづけると、こんどは土だらけになってしまいます。

土だらけになると、こんどは大量の苗を植えます。
また大量の実がなって・・・・・。

永久不滅運動。(T-T)
———-つづく———-

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