毎週火曜日12:30、英国からの新着アンティーク公開。

畑:夫-10

<2007.10.08>  

せつさんが、ある日、
「庭もいいけど、畑もね・・。」
と、呪文のように僕の耳元でささやきました。(T-T)

「庭もいいけど、畑もね・・
庭もいいけど、畑もね・・
庭もいいけど、畑もね!」
(クリックリッ)

うう、・・・・・気が狂いそうだ・・・・。

それでなくても、この広大な庭をすでに
相当に持て余しているというのに・・・・・。

でも、幾度となく繰り返される、
せつさんの悪魔のささやき攻撃に
耐えられなくなった僕は、
ある日、スコップを持って

納屋の隣の空き地にたたずんでいました。

しかし、ここを畑にするには相当な抜根(ばっこん)が必要だなー、
とすでに頭の中ではもう畑のことを考えているのでした。

せつさんのサブリミナル攻撃は、かなり効きます。

ここに、塀をたてて、ここは入り口、
まわりはレンガで囲ったほうがいいかなあ、

そうそうイノシシやウサギにも、
注意しなくてはいけません。

し、しまった。すっかりせつさんのペースに・・・。(T-T)

まだ庭もほとんど手付かずといっていいくらいなのに、
ついに畑にも手を出してしまいました。(T-T)

まず、地面をなんどもなんども掘り返しました。
当然、ここにも篠竹が背丈ほどあって、

絶対、畑なんかにさせないもんねえ、
とばかりにものすごく強力な根っこを張っています。

そんな抵抗勢力を、マイユンボで根こそぎ掘り起こします。

横20m、縦15mくらいの地面を、
これでもかというくらいに掘り起こして、
徹底的に根こそぎ取り除きました。(T-T)

それからまず、隣の土地の間に塀を作りました。


といってもジャパニーズになってしまわないよう、
デザインにも気を使って、

洋風な畑に見えるような塀にしました。

間のクイは、枕木を大量に使い、コンクリで固めて、
動物たちが入ってこられないよう気を使いました。

※このステキな塀も、2019年の秋の台風ですべてすっ飛んでしまい今は新しい塀に・・懐かしい(TT)

せつさんの要望は、真ん中にせつさんお気に入りの
○○○さんを置きたいため、畑の真ん中を丸いサークルにして、
放射状に畑にしていくというものでした。

正直、イメージがつかめません・・。

でも、まあ、言われたとおりにやるしかありません。

なんせ、たび重なるサブリミナル攻撃で
体が勝手に反応してしまうんです。

とにかく周りから固めることにして、
塀のあとは、畑への入り口です!

これも外国のガーデニング雑誌に載っていたものを参考に、
近所の人に手伝ってもらいました。

※このパーゴラはなんとか台風をやり過ごして、今は「ナナメ」になって頑張っています(TT)/
※完成したキッチンガーデンの入り口の今は亡きパーゴラ。3月までには新しいパーゴラを作る予定デス♪

塀と入り口ができると、なんとなく畑らしくなってきました。

せつさんは、「畑って呼んじゃだめ!
ポタジェって呼んで!」と命令します。

ポタジェって、何・・?
と思っていたら、ヨーロッパのガーデンなどでよく見かける、
畑なのだけれど、草花もたくさん植わっていて、
ガーデンのような畑を言うらしいです。

ふ~ん、なんだかわからないけど、
よさそうな気がしてきました。
(サブリミナル・・・)

※キッチンガーデンの門番のイギリスのナゾの黒うさぎ今日も元気デス

———-つづく———-

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