毎週火曜日12:30、英国からの新着アンティーク公開。

仮住まい:夫-5

<2007.1.26>

※何度見に行っても・・この状態が続きました(TT)/

冬の間に家も着工し、
3月には新しい家に住めるね、
とせつさんとそれだけを心の支えにして、
毎週末、二人でハニワになりながら、
バッコン(しの竹の根っこをとる)作業を続けました。

その頃のふたりの唯一の楽しみは、
一日の作業が終わって泥だらけの体をひきずって、
山のふもとにあるスーパー銭湯に入ることでした。

お風呂ってこんなに気持ちのいいものだったんですね~。。

でも服を脱ぐとき、大量の泥もいっしょに落ちるので、
脱衣場でまわりのお客さまが
白い目で離れていくことがちょっと傷つきました(T-T)

※お金がないので「日本一安い工務店」で検索して、那須の工務店さんに行き着きました!
※那須塩原から職人さんたちが泊まり込みでやってきて・・(それでも日本一安かったデス)

長いような短い冬もようやく終わりを告げる
日が訪れる頃、楽しみにしていた家が・・・
ぜんぜんできていません(T-T)

※やっと少しずつ進み始めました。でもまだ・・住めない(TT)/
※家の中の床は「黒い石」。これも「世界一安い石の床材」で検索して中国の石切り場から輸入しました!
※床が石なので、ツルッとコップやお皿を落とすと「絶対に割れる」のでした。ウルウル(TT)

せつさんと春になったらこの生活ともいよいよお別れね、
と話していたのですが、お別れどころか、
もしかして一生この生活じゃないかしらん、
というほど、工事は進んでいませんでした。

川崎の自宅を出て行く日はもう決まっていて、
不動産屋さんに泣いて頼みましたが、結局だめでした。

※川崎の家は売れてしまったので、このマンスリーアパートで家族3人とモイちゃんの暮らしが始まりました。

「どうしよう・・、
私たちだけだったらこの小屋で住んでもいいけど、
お母さんもいるしね。」
せつさんも途方にくれています。

と、話していたせつさんが急に目をクリックリッして
「そうだ、いい手があるよ。藤原紀香さんに相談しよう。」と、
わけのわからないことをいいます。

あのタレントの藤原紀香さん???

さっそく、クルマにのって、
駅前にある藤原紀香さんの等身大ポスターのある

お店に連れて行かれました。

「そうか、レオパレスねえ。」と、僕。

せつさんの発案で、

ウィークリーマンションで仮住まいということに、
急遽、決まりました。

何件も物件を見ましたが、
マンションというよりは

どうみてもアパートというものしかなく、
その中でも日当たりのいい、

高台の物件に決めました。

でも問題は巨大ネコのモイちゃんでした。
当然、ペット禁止ですからね・・・。

※右のコテージは母、左は私達のコテージ。廊下でつなげて真ん中が台所と居間のデザインにしました。
※もちろんドアも窓枠も「世界一安い」で検索!カナダの木工所から個人輸入を(TT)/
※完成予定日から月日はどんどん流れて・・(TT)現場監督さんに迫るせつさん。

つづく


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