毎週火曜日12:30、英国からの新着アンティーク公開。

テント暮らし:せつ-3

※一面の背の高い雑草でもしゃもしゃ。。(現在の正門からのながめ)

<2006.10.6>

過酷な夏が始まりました。
週末はここまでくるのが大変なので、キャンプ生活をすることに。

金曜日の夜に会社からやってきて、土曜日と日曜日は力いっぱい開墾して、
月曜日の朝にまた直接ここから会社に出勤するという生活です。

テントをはって、夜になると汗を流しにふもとのお風呂屋さんへ。
刈った草を燃やしているところで、お芋を焼いたり・・♪

最初の夜は、わぁ~!お星様がきれいねぇ~。
と、大きな夜空を見上げてうっとり。
くたくたなので、毎晩早く休みます。

「ゴゴォ~!!」というすごい音に、はっと目が覚めました。
隣のベッドの(キャンプ用折りたたみベッドT-T)夫も飛び起きて。

天井の屋根の上から大音響がー! 2人でぽかんと、
天井を見上げてすっかり目が覚めてしまいました。

しばらくすると大きな音は遠ざかりましたが、
また5分~10分すると「ゴゴォ~!!」。
夜中まで大音響は、ひっきりなしに続きました・・・。

翌朝は、2人共すっかりしょんぼり・・・。
「もしかしてここは、飛行機の飛行ルートのど真ん中!?」。

羽田に向かう飛行機や、出発する飛行機の銀座かも・・・。
もう土地の購入手続きはしてしまったし、後戻りはできません。

早まったかも・・・と、すっかり暗くなってしまいました。
(今では飛行ルートが変わってとっても静かに!*^^*)

朝、太陽が昇ると背たけ以上の雑草王国の草刈続行!です。
初めて持った「草刈り機」を、もうぶんぶん回しです♪

刈っても刈っても果てしなく、真夏の太陽の下の作業はハードですね。
人生ではじめて、お昼ご飯と夕ご飯が食べられなくなり・・(T-T)
(うれしいような、悲しいような・・・。)

※土日はひたすら草刈機で雑草と戦いました。
※もちろん・・「首タオル」です(TT)/
★目は臆病、手は宝。(母の格言)  右>人生で初めて買った中古の私専用の小さなユンボ。
※刈り取った草は山にして燃やします。村の子どもたちがお芋を持って来てくれました(TT)

何を始めたんだろう・・と村のかたも、
顔を見せてくれるようになりました。

食べ物を持ってきてくださる方や、お水を下さる方も。感激です・・。

通りすがりの(!)農耕器具会社の方が親切に大きなユンボを貸してくださることに!
(そんなんじゃぁ、いつまでたっても終わらないよ!と。すみません・・。)

夫は水を得た魚のように、大きなユンボがすっかりお気に入りに。
ユンボに乗っては、うれしくてうれしくてぐるぐる走り回っています。
(そのあとキャタピラが外れて、泣き顔に・・・T-T)

雑草王国といっても、何人かの王様が君臨していて、
草刈り機の回転チェーンソーの刃も、「カキーン!」と跳ね返します。

腕くらいの太さがあって(いったい何の植物でしょうか・・・?)、
腰を入れて、思いっきり立ち向かわねば!
いつの間にか、あっという間に夕暮れ時に・・。

足元には、これまたものすごーい数の、コオロギたちが。
草を刈っていくと、波のようにピョンピョン出てきます・・びっくりです!

オウムの群れの先頭を行く、ナウシカのよう・・(ナウシカ・・*^^*)
ここは雑草王国でコオロギ王国でもあるんですね。

こんなふうに過酷な、2003年の夏は続きました。

つづく

※大きなユンボをお借りして、シークレットガーデンの篠竹の抜根を。
※大きなユンボがうれしくてはしゃぐ夫(TT)
※そうそう、こんな頼もしい大きな「雑草刈機」も貸してくださいました!(「草刈君」と呼んでいました)


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