<2023.12.30>
みなさま、こんにちは。
ドリプレ・ローズガーデンの、ガーデンパトロール隊長のマリーです。
この一年、本当にお世話になりました。
皆様のお陰で、2023年を幸せに締めくくることができました。
まあ、今年もガーデンパトロール隊においては、いろんな事件がありました。
それもこれも過ぎてしまえば、いい思い出として記憶に残ればいいと思います。
それにしても、今年の薔薇の季節は、みごとに花々が咲きましたねえ。
もう10年以上になりますか、夫さんがなにかに取り憑かれたように、「無農薬、無農薬・・・」とぶつぶつつぶやきながら、毎朝早朝からガーデンをさまよっていたときは、気が変になってしまったのかと、本当にみんなで心配したものでした。
オルさんなんか、ほおっておきなよ、と冷たいこと言っていたけど、私たちを保護してくれたのも夫さんだったのに、もう忘れているんだから。
そうそう、そのオルさん。
つい先日、また大喧嘩して、夫さんに病院に連れて行ってもらったのね。
夫さんの話だと、どうやら迷い込んできた野良ちゃんと、ひと騒動あったみたいです。
あちこちひっかき傷と、噛み傷があって、とくに左前足がものすごく腫れてしまっていて、まともに歩けないようです。
でも、市川先生によると、軽傷なので一週間くらいで治るから心配ありません、とのことでした。
いま、保健室で療養中です。
オルさんはこうして、病院に行けるけど、相手の野良ちゃん、ちょっと心配ですね。
たいしたことなければいいのだけど。
昨日、せつさんがオルさんの様子を見に行ったら、甘えん坊将軍になっていて、たいへんだったと言っていました。まったくね。
怪我といえば、チョビさんも秋の入口の頃、背中からお腹にかけて、大怪我をしました。
市川先生によると、なにか鋭利なもので、できた傷とのことでした。
喧嘩ではなかったので、とても不思議でした。おそらく高いところから飛び降りたときに、なにかにひっかけてできた傷ではないかと思います。
私たちも気をつけないと、ですね。
ガーデンパトロール隊員なので、なにかしら怪我等はつきものですね。
特にオルさんとチョビさんは、親衛隊なので、特に気をつけないといけません。
近頃、娘のベルもすっかりお転婆になって、女の子なのに、新入りのリムさんを追いかけ回したり、困ったものです。
まあ、元気でいることはなによりですけどね。
それにしても、リムさんはなかなかにたいした子ですね、感心しています。
ドリプレに現れてから2年近くたちますけど、まだお客様にはね、一歩引いているところがあるのは、まあ、仕方がないとしても、オルさんやチョビさん、この頃はベルまでも、威嚇されたり、追いかけられたりしているのに、反抗したところを見たことがありません。
じぶんから怒ったり、何かを仕掛けることはまったくありません。
それなのに、ここから出ていく気配もないのです。
この頃は、リリーちゃんが優しくしてくれるので、そのこともここいる理由かもしれませんね。
リリーちゃんはマイペースというか、本当に自分のリズムで暮らしています。
誰かに媚びるでもなく、誰かをいじめるでもなく、孤高のプリンセス、という感じなんです。
納屋がお気に入りで、いつもお姫様ベッドにいるところも、なんだか気高いオーラを発しています。
この頃、よく見かけるのは、リムちゃんとご飯しているところですね。
たまーに、コマリ&モリス親子のいる玄関にやってきて、ご飯を食べていることもあるので、特に誰かと仲がいいということではないみたいです。
そのコマリさんなんだけど、私に似ているから小さなマリーということで、コマリさんなんですね。
引きこもりの大きな息子と一緒にドリプレに置き去りにされてしまって、私も3匹の子どもたちと一緒に捨てられてしまったから、その気持ちはよーくわかりますよ。
でもいまでは、すっかりドリプレの看板猫になって、玄関でいつもお客様をお待ちしていてね。
本当に偉いと思います。頭が下がります。
心配していた息子のモリス君もね、すっかり元気になって、ほんとうによかったですよ。
そのモリス君ね、最初の頃は、この子大丈夫かしらととても心配でした。
それでも、お母さんのコマリさんがいろいろと社会のルールを教えてあげたみたいで、特にドリプレでの暮らし方には厳しく指導してあげた成果が出てきましたね。
ただね、お客様に愛想がいいのは、けっこうだけど、やたらおねだりするのはいかがなものかと、私は思いますよ。
そうそう、この頃はシカさんと3人一緒にいるところをよく見ますね。
シカさんは相変わらず高いとこが好きなんですね。
いつも木の上か、お客様の車の屋根の上にいますからね。(ちょっと困りますね)
コマリさんモリス君親子と、この頃、仲がいいようで、ガレージのホットカーペットベッドがお気に入りの場所のようですね。
妹のアユさんとはあまり一緒にいないのね。そこが不思議といえば不思議だけど。
アユさんは、なぜかチョビさんと仲良しなのね。
というより、チョビさんはアユさんの家来なんですね。
夫さんの話だと、毎朝、馬小屋の2階にチョビさんを引き連れてやってきて、朝ごはんをおねだりするのが、アユさんの日課なんですって。
あのちょいワルオヤジのチョビさんがアユさんの家来だなんて、面白いですね、ふふ。
それにして、私が言うのもなんですけど、今年のガーデンは本当にきれいでしたねえ。
特につるバラがよかった、と夫さんも言っていました。
秋に今年初めて開催した「せつさんと夫さんのガーデンツアー」も好評で、お客様も喜んでいましたよ。
私たちもときどきガーデンツアーに飛び入りで参加して、皆さん、驚いていましたねえ。
そのせつさんと夫さん、今年、結婚40周年だったんですって。
お祝いに、台湾旅行に行って、満面の笑みで帰ってきました。
台湾の九份というところが、とても良かったと言っていましたよ。
それとね、猫村ですって。気になりますねえ。
台湾のホウトンという村で、なんでも世界6大猫スポットとして人気だそうです。
写真は猫村の入り口で、チョビさんそっくりな猫ちゃんといっしょに、パチリ。
私たちもがんばらなくちゃね。
夫さんが無農薬でがんばってくれたお陰で、わたしたちも健康に暮らすことができるし、なんといっても、カエルやトンボ、蝶々や蜂、野鳥やうさぎ、みんながこの森で一緒に生きているのがうれしいです。
今年もいろいろありましたが、私たちが幸せに暮らすことができたのも、ガーデンの植物たちや私たちガーデンパトロール隊に会いに来てくださった、たくさんの方のおかげです。
こんな山の中まで来てくださって、本当にありがとうございました。
2024年もよろしくお願いいたします。
ガーデンパトロール隊長:マリーより
★過去の猫たちのお話はこちらから
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※ここで強いお願いです。
毎年、毎年、ガーデンに猫を捨てていく人が後を絶ちません。山に捨てられた猫たちの大半は助かりません。うちのガーデンで幸せに暮らせるというのは幻想です。それはごくごく一部の運のいい猫たちだけです。このブログに登場することもなく、野生動物やカラスに襲われて、虹の橋に旅だった子たちもたくさんいます。かろうじて保護できた子は少数なのです。私たちもいつの間にか年をとりました。最後まで面倒を みることはできないので、このお願いをしています。
絶対に猫を捨てるのはやめてほしい。
それは動物愛護法に反する犯罪行為です。
苦慮した末、ガーデンのまわりには防犯カメラと防犯センサーを設置しました。万一、見つけた場合は証拠として警察にお渡しします。
※どうしても育てることができない猫がいた場合は、今は必ず地元に「保護猫団体」さんがあります。そちらにご相談ください。
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