注:今では毎年、1月から2月にかけてイギリスに買い付けに行っていましたが(コロナ禍で2年間行けていません)、当時は会社に勤めていたので、買い付けに行く日程が決まっていなくて、真夏に行ったり、秋に行ったり、様々でした。
<2006.9.26>
「買い付け2日!荷造り1日!」
これが今回の行動目標です。
2日間思いっきり、ニンジャ走りの日々をすごして、その次の1日はホテルのお部屋にこもっての、もくもくパッキングディです。
イギリスから日本にアンティークたちを送るのは、50センチ角の大きなダンボール箱です。
重さは1個で、25キロまでです。
ならば、無駄を出さないように、きっちりと重さを計らねば・・!
ということで、そうなのです「体重計!」を持ってまいりました。
それも「体脂肪計付!」のスペシャルバージョンです。
重い・・・。この体重計が結構重いのです。
ヤフーオークションで、思いっきりお安いものを探したせいか、とても大きくて重たいのです・・。
でも、この「体脂肪計付」はヒットでした。
ダンボールの体脂肪を計るのです(すみません・・面白くなかったですね・・)
本当は、箱が大きすぎて「目盛り」が箱を載せたままでは見えないので、おろした後「記憶」されている重さをチェックできるからです(*^^*)
前回は、箱を持ってユサユサ・・してみて、「これは20キロ!」とか、「これは30キロあるよ!」とか、カンで計っていました(さみしい・・。)
昔、テレビの番組で「がっちり買いまショウ」というのがありましたね。
あんな感じで、最後にお安い「のり」を買ってしまうご夫婦のようについ不安で、アンティークの軽いものを1個入れてしまったり・・・。
昨年は、そんな牧歌的な荷造りでした(とほほほ・・・。)
そんな反省から、今回は「がっちり作戦!」と命名いたしました。
思った以上に、体重計の威力は最高でした!
「24キロ」「24.5キロ」「24.9キロ」とだんだん精度を増し、夫はすっかりはまってしまい、生き生きと体重計に挑戦しています。
25キロもある重たいダンボール箱を、次々と持ち上げては微妙な重さを楽しそうに調整しています。
ある朝、目を覚ますと夫の姿がありません。
あれっ?・・と思っていると、バスルームからなにやら声が・・。
「減ってる・・・。」悲しそうな夫の声です。
バスルームをそっとのぞくと、そういえば最近すっかりやせてしまった夫が、体重計の上に1人ポツンと乗っています。
「せつさん、僕、減ってます・・・。」
その朝は、特別に「どん兵衛」を2つ作ってあげました・・(T-T)
つづく。
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