毎週火曜日12:30、英国からの新着アンティーク公開。

[その15]マリーちゃんのハチワレ娘、ベルちゃん

<2019.3.29>

イングリッシュブルーベルがきれいに咲いている頃に
ドリプレガーデンにやってきたから、ベルちゃん。

まだ幼さが残るマリーちゃんの3人の子供たちの末娘でした。

雨が降るガーデンに一週間も取り残されたマリーちゃんとその3人の子供たち。

ベルちゃんはその中でもいつもマリーちゃんの後を追いかけていた、
いちばんのビビリ猫でした。

※娘のベルちゃんを抱っこするマリーちゃん。

3人の子供たちのうちお兄さん2人は、
すぐ里親として優しい家族の方にもらわれていきました。

でもね、ベルちゃんまでマリーちゃんと
引き離してしまうのはなんだかかわいそうな気がして、
ベルちゃんだけマリーちゃんと一緒に暮らしてもらおうと思ったのでした。

※仲の良い母娘です♪

そういえば、前回、
マリーちゃんの名前のいわれを書くのを忘れてしまいました。

ローズマリーが咲く季節にやってきたから、
マリーちゃんなのです。

マリーちゃんは若かったせいか、自由奔放というか、
ベルちゃんのことをほったらかし、なのね(T-T)

そんなマリーちゃんのあとをいつも追いかけていたベルちゃん。

※ベルちゃんはいつもマリーちゃんの後を追っかけていました。

そのせいか、ベルちゃんは、他の猫や、
ましては人間にはなついてくれません。

マリーちゃんのそばにいるのが幸せで、
一人で他の猫と遊んだしているのを見たことがありません。

人が近づくだけでさっと逃げてしまいます。

※ベルちゃんは他の猫や人にもなれません。

そんなベルちゃんなのですが、
この頃、少しずつ独り立ちしてきたようです。

ついこの間までは絶対にカフェの中には入らなかったのに、
この頃はカフェの中でよく見かけるようになりました。

マリーちゃんが、人が大好きで、カフェの中に入っては、
お客様に「膝ピョン」するのを見て、心が少し溶け出したのでしょうか。

※プンクマさんの写真はきれいですね。

ガーデンでも、他の猫たちとも、
ほんの少しコミュニケーションが取れるようになってきたようです。

※この頃オは行動派にも広がりました。

もし、ガーデンでベルちゃんを見かけたら、
声をかけてみてください。

まだ、僕もほとんど触ったことがないのですが、
お客様ならもしかして大丈夫かも。

※ベルちゃんは、最近、やっと親離れしたようですよ。

でもね、まだまだ、マリーちゃんのそばに付いてまわっているのですね。
もう少し時間がかかるかなあ。

次回は、僕たちの人生を変えた猫、モイちゃんです♪

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※ここでお願いです。
毎年、毎年、ガーデンに猫を捨てていく人が後を絶ちません。
山に捨てられた猫たちの大半は助かりません。
うちのガーデンで幸せに暮らせるというのは幻想です。
それはごくごく一部の運のいい猫たちだけです。
このブログに登場することもなく、野生動物やカラスにやられて、
虹の橋に旅だった子たちもたくさんいます。
かろうじて保護できた子は、病院に連れて行ったり、
手術や健康診断、里親さん探しなど、とてもとてもたいへんです。

絶対に猫を捨てるのはやめてほしい。
それは動物愛護法に反する犯罪です。

苦慮した末、ガーデンのまわりには10の防犯カメラと
12の防犯センサーを設置しています。
万一、見つけた場合は証拠として警察に引き渡します。
※どうしても育てることができない猫がいた場合は、今は必ず地元に
「保護猫団体」さんがあります。そちらにご相談ください。


<Punkumaさんの写真館:ベル>

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