<2019.3.29>
イングリッシュブルーベルがきれいに咲いている頃に
ドリプレガーデンにやってきたから、ベルちゃん。
まだ幼さが残るマリーちゃんの3人の子供たちの末娘でした。
雨が降るガーデンに一週間も取り残されたマリーちゃんとその3人の子供たち。
ベルちゃんはその中でもいつもマリーちゃんの後を追いかけていた、
いちばんのビビリ猫でした。
3人の子供たちのうちお兄さん2人は、
すぐ里親として優しい家族の方にもらわれていきました。
でもね、ベルちゃんまでマリーちゃんと
引き離してしまうのはなんだかかわいそうな気がして、
ベルちゃんだけマリーちゃんと一緒に暮らしてもらおうと思ったのでした。
そういえば、前回、
マリーちゃんの名前のいわれを書くのを忘れてしまいました。
ローズマリーが咲く季節にやってきたから、
マリーちゃんなのです。
マリーちゃんは若かったせいか、自由奔放というか、
ベルちゃんのことをほったらかし、なのね(T-T)
そんなマリーちゃんのあとをいつも追いかけていたベルちゃん。
そのせいか、ベルちゃんは、他の猫や、
ましては人間にはなついてくれません。
マリーちゃんのそばにいるのが幸せで、
一人で他の猫と遊んだしているのを見たことがありません。
人が近づくだけでさっと逃げてしまいます。
そんなベルちゃんなのですが、
この頃、少しずつ独り立ちしてきたようです。
ついこの間までは絶対にカフェの中には入らなかったのに、
この頃はカフェの中でよく見かけるようになりました。
マリーちゃんが、人が大好きで、カフェの中に入っては、
お客様に「膝ピョン」するのを見て、心が少し溶け出したのでしょうか。
ガーデンでも、他の猫たちとも、
ほんの少しコミュニケーションが取れるようになってきたようです。
もし、ガーデンでベルちゃんを見かけたら、
声をかけてみてください。
まだ、僕もほとんど触ったことがないのですが、
お客様ならもしかして大丈夫かも。
でもね、まだまだ、マリーちゃんのそばに付いてまわっているのですね。
もう少し時間がかかるかなあ。
次回は、僕たちの人生を変えた猫、モイちゃんです♪
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※ここでお願いです。
毎年、毎年、ガーデンに猫を捨てていく人が後を絶ちません。
山に捨てられた猫たちの大半は助かりません。
うちのガーデンで幸せに暮らせるというのは幻想です。
それはごくごく一部の運のいい猫たちだけです。
このブログに登場することもなく、野生動物やカラスにやられて、
虹の橋に旅だった子たちもたくさんいます。
かろうじて保護できた子は、病院に連れて行ったり、
手術や健康診断、里親さん探しなど、とてもとてもたいへんです。
絶対に猫を捨てるのはやめてほしい。
それは動物愛護法に反する犯罪です。
苦慮した末、ガーデンのまわりには10の防犯カメラと
12の防犯センサーを設置しています。
万一、見つけた場合は証拠として警察に引き渡します。
※どうしても育てることができない猫がいた場合は、今は必ず地元に
「保護猫団体」さんがあります。そちらにご相談ください。
<Punkumaさんの写真館:ベル>
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