毎週火曜日12:30、英国からの新着アンティーク公開。

パート3>番外編:夫

注:今では毎年、1月から2月にかけてイギリスに買い付けに行っていましたが(コロナ禍で3年間行けていません)、当時は会社に勤めていたので買い付けに行く日程が決まっていなくて、真夏に行ったり、秋に行ったり、様々でした。

<2006.12.18>

皆様、おかわりありませんか。せつさんの夫の、「夫」でございます。
おっと、夫というのは名前ではございません。念のため。(はは)

いやあ、帰ってまいりました。(ぱちぱちぱち)

あの冬なお暗いイングランドの北西部のカントリーサイドから、たくさんのアンティークを買い付けて、無事、帰国いたしました。

今回は、いちばんきつかったかもしれません。
といっても、まだ3回目なんですけどね。(^^)

なんといっても、イギリスは、暗い。
朝8時、まだ暗い。午後4時、もう暗い。
というくらい、明るくないんです。

でも、アンティークフェアで、出会った人たちは、底抜けに明るかったです。

12月の上旬は、イギリスではアンティークの旬だそうです。

どこのフェアに朝早く行っても、行列ができているんですから、びっくり。
夏は、閑散としていたフェアも、冬は人がたくさん。

イギリスのアンティークって、冬だったんですね。

ところが、ところが、この円安。
アンド、ヨーロッパは景気がよくて、物価高。

いつもより、高いなあ、と思ったのは僕だけではないはず。

今回も、ホテルの部屋で自炊大作戦。
だって、マクドナルドで、コーヒーのSとコーラのSとポテトのSを頼んで、(1個ずつです)1750円ですよ。

び、びっくり!! これって、日本の3倍じゃん、
なんて、おもわず若者言葉になってしまいました。(T-T)

とてもじゃないけど、普通のレストランなんか、いけません。

でもとってもお安くていいものがどっさり、の宝箱のようなアンティークフェアを見つけたので、せつさんは大喜び。

ほんとのことを言うと、買い付けの前半はイギリスの冬のように、二人はちょっとばかり暗かったのです。

去年の11月が1ポンド=210円。今年の7月が=220円。
そして今回はなんと、240円!!と、どんどん円が安くなって・・。

前半は2人とも、ちょっとばかり暗くなってしまったのです。

でも、ご安心ください!
せつさんの買い付けパワーは、不滅です!!(古い?)

しばらくしたら、「もっともっとお安く買い付ければいいのね!」と発想の転換を。(すばらしい!)

その後は、すっかり明るく元気に。得意の「復活ワザ」全開でした!

それにしても、レンタカーの総走行距離は、1500km。よく走りました・・。

いちばん遠かったのは、ヨーロッパ最大のアンティークフェアとして知られる、
NEWARK INTERNATIONAL ANTIQUES FAIR。
ホテルから200km以上、3時間ほどかかりました。
40000坪の敷地に、4000ストールものお店が出展。

それこそ、ガラクタのような代物からとってもお高いものまで、青空の下でいろんなお店がこれでもか、というくらい並んでいました。

せつさんの「私は一杯のコーヒーです!」事件もあったし、僕はイギリスのおまわりさんにつかまるし、
駐車場ではPenalty Cautionを貼られるし、まあ、いろいろありました。


※ May I have a cup of cofee と言いたいところを I am a cup of cofee と言ってしまいました。
ポエムですね(T-T)

でも、こうやって、無事、もどってこられてほんとよかったです。

来週から、またしても、僕たちの珍道中を実況中継風に再現しますので、おつきあいくださいね。

それにしても、せつさんのパワーに、僕もよくついていっているよなあ、などとひとり感心しています。(T-T)


つづく。

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