注:今では毎年、1月から2月にかけてイギリスに買い付けに行っていましたが(コロナ禍で2年間行けていません)、当時は会社に勤めていたので、買い付けに行く日程が決まっていなくて、真夏に行ったり、秋に行ったり、様々でした。
<2006.8.28>
今日は、いいお天気の買い付け日より!
お腹もいっぱい!(どん兵衛ですが・・。)
張り切って早朝から、アンティークフェアに向かいました。
ここは昨年の秋、プチショックを受けた「お肉屋さん」のある
アンティークフェアです。
昨年はあふれんばかりに、300ストールくらいがひしめいていました。
さて今年は・・と、わくわくしながら薄暗い会場の中に入ると、
あらっ!? 場内は、がら~ん!としています。
人影もまばら・・・。(開催日を間違えてしまったのでは・・。)
それでもしばらくすると、ぽつりぽつりとお店ができてきました。
広々としてしまった場内を、さまよっていると
お店を広げたばかりの、年輩の女性と目が合いました。
「こんにちわ。」とごあいさつしてから、
「どうしてお店がこんなに少ないのですか?」とお聞きすると、
「アンティークは、夏はお休みよ。」とのこと。
(お休みって・・・(T-T)
「やっぱりクリスマス前が、一番売れるのよね。」とにっこり。
あわてて、「コペテンの法則」または「逆もまた真なり」!と
知っている限りのポジティブなことわざ(?)を探して、明るい気持ちをキープ。
「でも夏は、ゆっくりと掘り出し物を探せるチャンスよ。お値段も安いしね。」
と、優しくはげましてくださいました。
なんだかこの女性が好きになって、もっとお話をお聞きしたくなりました。
そんな気持ちが通じたのか、「まあ、お座りなさい。」と
イスをすすめてくださいます。
何でも彼女は、ここで40年間もアンティークのお店をしているとのこと。
アンティークが好きで、ずっとこれからもやっていかれるとのこと。
そんなお話を聞きながら、彼女のお店のアンティークたちを
じっくり拝見しました。
長くやっていらっしゃるだけあって、品数がとても多いのです。
よく見ると、めずらしいものやステキなものの宝庫ではありませんか・・。
そして、びっくりするくらい良心的なお値段!
だんだんドキドキしてきました。
確かにお店の数は少なかったけれど、こんなにいいお店で
じっくり買い付けができるなんて・・「コペテン」成功(T-T)
ふっと、夫を目で捜すと、少し先でなにやら年輩の男性に
機関銃トークで話しかけられています。
にこにこしながら、じりっじりっ・・と、後ずさっています。
それを見た女性が、年輩の男性を指して「私の夫よ。」と。
「このお店は私のお店なの。彼は、アシスタントね。」と、にっこり。
「彼は、重いものを運んでくれたり、アンティークを磨いてくれるの。」
とのことです。
に、似ている・・・。(*^^*)
つづく。
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